1:出願の流れ【5つのステップ】
- Step 1願書取寄せ
- 学校のホームページから資料請求、また、オープンキャンパス、進学説明会など、直接学校の窓口でもらうこともできます。
- Step 2願書記入
- 願書が送られてきた際に同封されている募集要項に、記入の仕方が書かれているので、じっくり読み込んでから丁寧に書きましょう!
- Step 3書類準備
- 募集要項の内容をしっかり読んで、必要な書類を前もって準備しましょう。在籍する日本語学校の出席率、成績の証明書が必要です。また、母国の最終学歴の成績証明書と卒業証明が必要ですので、早めに母国から郵送してもらいましょう。
- Step 4受験料支払
- 入学検定料は銀行または郵便局で振り込んでください。領収書を願書に貼る必要がありますので、注意しましょう。
- Step 5書類郵送
- 必要な書類を専用の封筒に入れ、全部の書類が揃っているかを最終確認しましょう。郵便局で郵送する時、「簡易書留」または「速達」で送りましょう。
2:願書記入の注意点
- ①下書きをしっかりしましょう。
- 願書の記入には必ず指定の筆記用具を使ってください。記入する前、記入用紙をコピーし、鉛筆などで下書きをすることをお勧めします。こすって字が消えるようなペンは使えませんので注意してください。
- ②清潔な見た目の証明写真を用意しましょう。
- 証明写真は本人確認などに使われる大切なものです。願書に貼る証明写真は3か月以内に指定のサイズで撮影したものを使ってください。顔がしっかりと見える髪型で、清潔な服装を心がけましょう。
- ③正式名称で記入しましょう。
- 普段使う住所や高校名を省略することがありますが、願書に記入するときは正式名称を書くようにしましょう。母国の出身学校の名前は日本語または英語で記入するよう気をつけましょう。
- ④押し印
- 押印欄にはスタンプ印やシャチハタではなく、朱肉を使用するタイプの印鑑を使用しましょう。
3:書類準備の注意点
- ①最終学歴の「卒業証明書」「成績証明書」の準備
- 母国の最終学歴の学校に「卒業証明書」と「成績証明書」を発行してもらう必要があります。母国から日本に郵送し、到着するまでは時間がかかりますので、必ず前もって準備しましょう。また、受験予定の大学・専門学校の数に合わせて、たくさんの部数を準備しましょう。
- ②証明書類は原則、原本提出
- 基本的に大学の出願書類は原本の提出が必要です。スキャンデータ(コピー)の資料も同じと安易に考える学生もいますが、募集要項の内容をしっかり読んで、間違わないようにしましょう。
- ③各書類の有効期限
- 提出する証明書類は基本的に3カ月間有効です。期限から一日でも過ぎると無効になります。国によって学校の証明書類に日付を記入しない場合はありますが、記入されている場合は要注意です。※例:出願する学校の出願締め切りを10月1日とします。証明書の発行日が6月30日となっている場合、3カ月間が有効期限なので、この書類は9月29日まで有効で、9月30日以降は使えません。日本の学校の受験シーズンは受験年度の8月から来年度の 2月か3月中旬まで続きますので、できればこの期間中に母国の証明書の有効期限が切れないように、たくさん用意することをお勧めします。
- ④母国語の書類は翻訳文を付ける必要がある
- 母国語で発行された書類に関して、日本語の訳文を付ける必要があります。その場合、在籍する日本語学校に翻訳を依頼します。日本語学校のルールによっては3日〜7日間ほど翻訳作業に時間がかかる場合があるので、提出期限のギリギリになって申請をすることがないように、早めに先生へ相談しましょう。