日本の年末を知ろう!
2022/12/27
言語 → 中文 / Tiếng Việt / English
みなさん、こんにちは。
クリスマスツリーも片づけられて、年末に向けて街の雰囲気が変わりました。
そこで今日は、日本の年末、伝統的に行われていることを紹介します。
日本のことをもっと知って、友達や家族に話してあげましょう!
①事納め(事始め)【12月 8日】
農業をしている人たちが、その年の仕事をする最後のとしている日です。
この日からお正月に向けた準備を始めると言われています。
地方(地域)によっては「事始め」というところもあります。
②すす払いの日【12月 13日】
1年でたまったほこりなどを落とす大掃除の日のことです。
③お正月飾り(門松、しめ縄、鏡餅)【12月 13日~12月 28日】
日本では家の大掃除をしたあとに、きれいな家に神様を招待するために自分の家に目印となる飾りつけをします。
それが、門松、しめ縄、鏡餅といったものになります。
④大みそかと年越しそば【12月 31日】
日本では12月 31日を大みそかといいます。これは 1年の最後の日を表しています。
また、大みそかには年越しそばを食べるのが日本の伝統です。
年越しそばについては去年紹介しているのでこちらをご覧ください。
→ 2021年 12月 28日 『日本の年末に食べるもの!』
⑤除夜の鐘【12月 31日】
大みそかの夜、日付が変わるころになると、お寺では除夜の鐘を鳴らし始めます。
この鐘は108回鳴らすことになっていて、人間の煩悩の数を表しています。
煩悩をなくして、きれいな気持ちで新しい年を迎えようと言われています。
※煩悩 = あれが欲しい、これがしたいという『欲』や、人に対する『怒り』などのこと。
日本は海外で行われている色々なイベントを取り入れてきていますが、
この年末にすることは日本独自のやり方(伝統)で行われています。
みなさんも日本にいる間は日本の年末ですることを体験してみてはどうでしょうか。