【七夕】
2023/07/04
七夕は、7月7日の星祭行事です。昔は星の動きもいろいろなことを知るための重要な存在でした。
なかでも、七夕の織女星と牽牛星は、古くから農作業の時期を知らせてくれる大切な星でした。
この二つの星は天の川をはさんだ位置にあるため、いつの間にか人になぞらえて一年に一度だけ会える夫婦の物語が作られていきました。
短冊に願い事を書くようになったのは、江戸時代以降とされています。子どもたちが習字の上達として短冊に書き笹に飾りつける習慣が変化し、いろいろな願い事を短冊に書く風習ができたと言われています。
笹竹には、風に揺れるサラサラという葉の音で悪いものを祓ってくれる厄除けの力があると信じられていたようです。また、天に向かってまっすぐ伸びる力強さに子どもたちが健康に成長できるように祈りを込め、笹竹が使われるようになったと考えられています。